top of page
鍼を刺さないのになんで効くんですか?

 

鍼灸にはいろいろな治療スタイルがあります。刺さない鍼は接触鍼といい、鍼の先を皮膚に当て体表の気(生命エネルギー)を調整することで、経絡(けいらく)という気の流れる道の失調を整えます。気の流れが良くなると血液循環も良くなり、消化酵素・ホルモン・リンパの働きも活性化、体の生理機能が改善するため、自然治癒力が高まります。

 

★当院が刺さない鍼を中心に治療を行うのは、院長がかなりの敏感体質で、強い刺激の鍼が苦手なためです。世界的に有名な小児鍼の大家の先生には、2才半の肌(=2才半の子に治療するのと同じ刺激で十分)と言われました(一瞬、赤ちゃんのようなキレイな肌ということかと勘違いしそうになったのですが、そんなことはありません…)。

      
 

大人でも、小さな子供にするくらいのわずかな鍼刺激で効く方はたくさんいらっしゃいます。今までに受けた鍼灸はちょっとつらかった…そんな方にこそ、ぜひ受けていただきたいと思います。

    

最新の皮膚科学でも、皮膚には圧力・温度・湿度・化学刺激などの情報を神経に伝達する能力があることが分かっています。胎児の時、1つの受精卵が分裂して様々な組織・器官を形成していきますが、皮膚は脳と同じ「外胚葉」と呼ばれる細胞から分裂します。皮膚と脳は密接な関わりがあり、皮膚表面にあるツボにやさしく触れる心地良い刺激は、瞬時に脳へ、脳から全身へ伝わり、心身の緊張をやわらげます。

 

 

本当に刺しませんか?

 

当院では、頭鍼や筋肉・靭帯・神経に対する鍼も取り入れております。まず、どなたにも刺さない鍼で治療を進めていきますが、ご症状によって、必要があれば刺す治療をすることもございます。ただし、嫌がる患者さんに無理に刺すことは治療効果にも影響しますので、必ずご了解をいただいてから行っております。刺すのがこわいという方には、刺さない鍼だけで治療をいたします。いきなり刺すことはありませんので、ご安心ください。

  

※美容鍼灸は頭皮・お顔の筋肉に対して刺す鍼です

    

鍼が初めてで不安という方は、こちらもご覧ください。鍼のご紹介をしております。

    
美顔率ってなんですか?

 

東京 麹町にある土門治療院院長の土門奏先生が、最新のリハビリテーション理論とトレーニング理論によって開発した、顔を黄金比率にしていく新しいマッサージ&トレーニングのプログラムです。しわやたるみは、筋肉のこわばり、筋力低下、日ごろの表情のクセなどが原因で起こります。こわばった筋肉をほぐすマッサージと、筋力の低下でうまく動かせない筋肉をごく軽く動かし、運動神経を再教育するトレーニングを行います。 (土門奏「美顔率」より)

 

                                                             

美容鍼灸は、よく見かける写真のように、あんなにたくさん顔に鍼を刺すのですか?

 

ご症状によりますが、当院では6~10本程度です。お顔にはお体の状態があらわれます。先にお体を整える鍼をするだけで表情筋のかたさがゆるんだり、お顔の皮膚とつながっている頭皮への鍼でも、お顔の症状の改善が見られます。お顔に刺す鍼はなるべく少ない本数で、高い効果が出る治療を目指しておりますが、それでもやっぱり顔に鍼を刺すのは怖い…と思ったら、遠慮なくご相談ください。刺さないで治療することもできます。

 

 

 

どのくらい通えばいいですか?

 

お体の治る力には個人差もありますが、一般的には発症してから日が浅いものほど早く治り、慢性症状は時間がかかります。治療の効果を維持するためには、お体の状態が完全に戻ってしまう前に次の治療をすること大切です。ご症状が強いうちはなるべく間をあけずに1週間に1~2日、その後10日に1回、2週間に1回・と徐々に間をあけていくのをおすすめしています。無理のないペースで継続していただくのがよいので、お忙しい方や遠方の方は、ご自宅でできるセルフケア(ローラー鍼、お灸、簡単な体操やストレッチなど)のご指導もしております

 

どんな人が通っていますか?男性でも大丈夫ですか?

 

患者さんの3~4割が男性・6~7割が女性です。男性の方でもどうぞ気兼ねなくご来院ください!現在のところ、患者さんのご年齢は2歳~84歳ですが、小児鍼(お子様の鍼)は0歳から受けられます。お困りのご症状があれば、お気軽にご相談ください。

 はりによろう

 

bottom of page